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くわの実福祉会「まゆ」は、主として知的障害者のための障害者支援施設(旧法:入所更生施設として開設)でございます。家庭に代わる、生活の場として瀬戸市内では長年待望された入所型の生活施設ということになります。障害者をお持ちになられたご家族の働きかけにより、新しい法人の認可を平成12年の6月にいただき、平成14年の4月には開所を実現致しました。
生活介護におけるご家族の負担は障害の程度によっても様々ですが、高齢者福祉などと同じように当事者だけの責任にあずけられる課題ではなく、社会的支援を必要としているものです。そして我々支援者は、障害者の方々に人として普通に過ごせる環境を提案し、生活の質を高めていくよう、働きかけていきたいと考えます。
さらに社会参加(インテグレーション)を求めつつ、ともに地域の皆様方と協働してノーマライゼーション(等生化)を目指したいと思います。施設が企画する、様々な交流の場を通して障害の方々への理解が深まれば、幸いに存じます。
施設長
本人及び家族が望む、集団生活における支援上の基本には、健康、安全、衛生の3要素が挙げられます。支援者は利用者の権利を護る立場で、これらの生活の質(QOL)を常に意識して働きかけます。また、利用者の重度化、加齢に伴う変化にできうる限り対応するため施設環境の整備、支援者の支援スキルの向上に努めます。よって利用者の幸せに配慮しながら以下の目標を掲げて運営します。
@ 清潔な環境のなかで、安心してくつろげる生活
A 食事、医療に配慮した、健康的な生活
B 一人ひとりに適した支援を実施し、安定した生活
C 社会参加を意識した生活